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【その姿はまるで淡雪のように…〜レブンウスユキソウ〜】
上の写真の花はレブンウスユキソウといいます。
ヨーロッパのアルプス山脈で咲いているエーデルワイスと同じ仲間の花。
日本国内では同じ仲間に九州から北海道までの山々で広く咲いている『ウスユキソウ』、北海道は後志の大平山や夕張山系に咲く『オオヒラウスユキソウ』、岩手の早池峰山に咲く『ハヤチネウスユキソウ』などがあったりします。
その中でレブンウスユキソウは、エゾウスユキソウの種類に入れられていたりもするようですが、エゾウスユキソウそのものも北海道の東側と礼文島に咲くことで、礼文島だけ場所が離れているので、礼文のものは『レブンウスユキソウ』と呼ばれているようです。
まあ…ハヤチネウスユキソウとオオヒラウスユキソウ、そしてレブンウスユキソウはそれぞれよく似ていたりしていて、ハヤチネウスユキソウはレブンウスユキソウの変種であるという説とかもあったりと、この辺の分類とか詳細については私自身、植物学を学んでいたりする訳でもないので実はよくわからない…
そして、この花の名前の『ウスユキソウ』の語源ってのも諸説あったりもします。
一説では、花びら状になっている苞葉(花びらに見えるのは花じゃなくて葉の一種。本当の花はその中心の部分)に綿毛が生えていて、それが雪が積もっているように見えるからとか…群生して咲いている姿がまるで淡く雪が積もっているように見えるから…とか色々。
ただ…この群生した姿が淡雪のようにってのがなかなか写すのは難しいのだけれど…
この花も礼文島ではメジャーな花。
一応は、礼文林道に『レブンウスユキソウ群生地』として看板があって監視員もいたりもする場所もあるし、確かにそこが一番数は多そうですがそこでなくてもいたるところに群生してるのを見ることができます。
そして、レブンウスユキソウは礼文町の町の花に制定されていたりもしています。
この町の花を決めるとき…
実は特別天然記念物にも指定されている『レブンアツモリソウ』(ラン科の花でカラフトアツモリソウの変種)を推す声も多かったそうです。
ただし、レブンアツモリソウの花のシーズンがかなり短い(長くて5月下旬〜6月中旬あたり)し、いわゆる観光のトップシーズンからは外れているということもあって、6月中旬から8月一杯程度まで咲いていて、観光のトップシーズンにも見ることができるレブンウスユキソウに決まったという話も耳にしました。
もっとも…花のシーズンが長いといっても、8月頃のレブンウスユキソウはほとんどドライフラワー状態ではあるんですがね。
まあ、そんな経緯もあって礼文島へと我々を運んでくれるフェリーが発着する香深港のフェリーターミナルの岸壁には大きなレブンウスユキソウの絵が描かれていたりもします。
(でも、その隣にはしっかりとレブンアツモリソウも描かれてますが…)
短い滞在で島を訪れる人にとっては天気がいいに越したことはないんでしょうけど、 高山植物系が数多く咲く礼文島では気候的に霧が多かったりとか天気が不安定なときがあります。
そういう時にがっかりする人も見受けられるようですが、高山植物の類は天気が良すぎるピーカンの時よりもちょっと曇っていたり霧がかかっているときのほうが生き生きとして見えるような気がします。
そういう天気の時には気持ちを切り替えて、こういう時に生き生きと咲く小さな花たちに目を向けてみるのもいいかと思うのですが。
きっと、そういう時にはこのレブンウスユキソウも生き生きとした姿を見せてくれるかも…
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