【夏の風物詩〜エゾカンゾウ〜】

上の写真で咲いている花はエゾカンゾウといいます。
他にエゾエンテイカとか単にカンゾウとか、日光や尾瀬あたりだとニッコウキスゲとか呼ばれていますが、場所によって呼び名が違うだけで、違う点を探すのも困難なために全て同じ種類だと言われてます。

ユリ科の花であることはその姿かたちから一目瞭然。
そして大きな群落を作るので、非常に目立つ存在でもあります。この花の姿を見ると『夏だなぁ…』って思う方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

礼文島内ではこのエゾカンゾウはいたるところで咲き誇っていますが、あくまで自分の個人的な想いで言わせて頂くなら島の南側の主役と言えるんじゃないかと思っています。
島の南側だと、この写真のようにバックに利尻富士を従えて咲くその姿が見られたりとかしてちょっと圧巻です。(まあ、観光ポスターや絵葉書などにもよく目にするありきたりな構図でもありますが…)
少なくとも、基本的にはちょっとした高原や湿地帯とかで見られるこの花が海をバックに咲いている姿が見られるところはそうそう見当たらないし、ましてやその先に利尻のような山というか島が見えているなんて風景はここでしか見られませんから。

また、この花は実は1日花とも呼ばれる朝開いて夕方閉じてしまう花でもあります。ですから花は咲き終わったときにそのまま落ちてしまいます。
礼文島ではエゾカンゾウのシーズンはだいたい7月頃(早ければ6月下旬頃からか?)から8月上旬あたりまで。
その間に次から次へと咲いていくので、一見ではシーズン中ずっと咲きつづけているようにも見えちゃいますが…
なんていうか、 1日花と呼ばれる割に花のシーズンは息が長かったりします。

それと、他の場所では知らないのですが礼文島ではこのエゾカンゾウの『当たり年』の周期があるという話も耳にしたりもします。
だいたい、その周期は3年程度らしい。
だから、実は『思ったよりも咲いてないなぁ〜』なんて年もあれば、『これはすごい!』って感動の嵐な年もあったりするようで。

さてさて…このページをご覧になっているあなたがこの島を訪れるときはエゾカンゾウはどのように出迎えてくれるんでしょうか??

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