|
私は薄暗い駅のホームでじっと列車が来るのを待っていた・・・
これから始まる旅への期待に胸を膨らませて・・・
私はその当時16歳の高校生であった。
夏休みを利用して、初めての一人旅をする事に決めたのである。
元々、私は鉄道が好きな世に言う『鉄チャン』であった・・・
でも、電車の形式や何やらよりはただひたすら列車を乗り継ぐことに興味を持っている少年ではあったが・・・
だから初めての一人旅にも当然、列車で行く事には決めていた。
高校生の身にとっては免許などは持てないから、当然車やバイクでの移動は無理だったし・・・その後、旅するにも色々な手段があるということを知ったが、やっぱり基本は列車である。
今回の行き先は北海道。
何故、北海道に決めたのかは分からない・・・何となく私は北に向かおうとしていたのである。
私の出身地が秋田だから、そこへ向かう列車の発着する上野に愛着があったのもあるだろうし、北へ向かう列車の出る上野駅のうらぶれたような雰囲気がなんとなく好きだったこともあったのだろう。
後に出会ったトラベルライターの人の一説によれば『北へ向かう人は淋しがりやで、南へ向かう人は一人でも楽しめる人である・・・』確かこんな感じの事を言ってた様な気がするが、それによるならば私は淋しがりやなのでしょうね。
旅に出るなら夜行列車。
それもなんとなくではあるが決めてた事・・・
なんでなんだろう? 景色が見えるわけでもないのにね。
まあ、金がなかったから一泊浮かす事も必要だった事もあったのだろうけど。
とにかく・・・ワクワクした気持ちでホームで私は列車を待っていたのでした・・・・
なんて感じで始めてみた旅のページ・・・
どういう物語が待っているのでしょうか?
これからが本題です・・・さてさてどうするか?
みなさん期待しないでね・・・(笑)
|