旅日記のTOPへ
立山・黒部アルペンルート篇
HPのTOPへ

 

 
 
 
 
第3話
富山での宿探し
(2001.5.18up)
 
第4話
富山での怪しげな宿
(2001.5.19up)
 
第5話
急行『能登』での恐怖!
(2001.5.19up)
 
第6話
降り立った先は・・・?
(2001.5.19up)

第2話 【いざ!立山黒部アルペンルートへ・・・】

さて、待っていたバスがやってきた。
このバスは大町温泉郷などを通って立山・黒部アルペンルートの本当の意味での始発点と言える扇沢へと向かう。
当時は大町温泉郷あたりなんて・・・知らなかったが、その後車でこの方面へ行くようになった頃には結構利用することもあったりしてます。

そして、扇沢へバスが到着。
ここから先は黒部ダムへ向かうトロリーバスへと乗り換え。
このトロリーバスってのがちょいと興味深げな存在。
実は自分の住んでいる横浜でもすごく小さな子供の頃はトロリーバスってのが走っていたのです。
その頃の記憶ってあまりないのだけれど・・・(ホントに物心ついた頃には既に走っていなかったので)
でも、架線から電気を集めて走るバスの姿の記憶って確かにかすかに残ってる。

なんとなくおぼろげに遠い記憶を感じさせたトロリーバスは黒部ダムへと向かう。
ただ、このトロリーバス・・・ほとんどトンネルの中走ってるのよね(笑)

トロリーバスは黒部ダムへと到着した。
ここからはちょっと歩いて黒部湖からケーブルカーへ乗り換えることになる。
これが完成するにあたってはいくつもの物語を生み出したと言う黒部ダムはまあ、ほとんど満面の水位といった感じ。
すごく静かに佇んでいるというのが正直な感想。ただ、ダムの水を放水するときはすごい迫力らしいが・・・

しかしまあ・・・やっぱりゴールデンウィークとはいえ、このあたりは風が冷たい・・・

ちょっと軽装だったかも知れないなんて思いながらケーブルカーの黒部湖へと向かう。
本来なら・・・6月〜11月頃はこの黒部湖には周遊船が就航しているのだが、今はゴールデンウィークなので休航中である。

仕方なくそのまま黒部湖駅まで徒歩で進む。
黒部湖からはケーブルカーで黒部平までの道のりである。

黒部平からはロープウェイでの大観峰へと。
ここに至ったときに、私はこのルートを選んでよかったなとしみじみ思った。
このロープウェイ・・・途中の支柱がほとんどないというとてつもないロープウェイで展望は見事とししか言いようが無い。
窓の外はまだ雪深き北アルプスの山々・・・
これが紅葉のシーズンだったらと想像すると圧巻だろうなって思う。一度その季節に訪れたいなって思うけど未だにその機会は訪れてはくれないのが残念。

そんな感動を残しつつ、今度は大観峰からこのルートの最高地点である室堂へと向かうバスに乗り換える。
ここから先、室堂で美女平へ乗り換えて進むバスのルートはこの季節の最大のハイライトだったりする。
よく観光ポスターで見かける道路の両側が雪の壁という・・・そのルートを進むのである。
ほんとに洒落にならん高さの雪の壁である。5mはゆうにあるだろうか??これも圧巻だよなぁ・・・

やがてバスの車窓から雪の壁がなくなった。
すると・・・外にはスキーヤーが。
よっぽど好きなんでしょうね。リフトも何も無いところで滑ってる・・・滑っては自力で登ってまた滑る・・・
自称『極楽スキーヤー』の私としては信じられない光景。でも、実は羨ましいと思う自分もいたりするのだけれど。

さて、乗り継いできたバスから美女平から立山へと向かうケーブルカーへと乗り継ぎだ。
なんか・・・あっという間にここまで来てしまったのが惜しいような気分。
ただ、『時間があってもお金が無い』時分だたりするので、例えば室堂あたりの宿なんか・・・とてもじゃないが当時の身分では泊まれないっす!
とりあえずは『見れた!』ってだけで満足はしないだろうけれど心の中に留めといて先へと進もう。

ケーブルカーは立山へと到着した。
これで『立山・黒部アルペンルート』のメイン部分は踏破してしまった。
実は、この周遊券はこの立山・黒部のルートは何度でも往復して構わないのである。
一瞬・・・引き戻そうかな??って誘惑に駆られたりもしたけど、下界へ戻ろうと決意して立山から先は本来の目的であった富山地方鉄道への乗車だ!

立山からの電車は憧れていた2両編成の特急!(爆)
でも、立山・黒部の風景を見た自分の目にはこの鉄道に乗ったという感慨は薄れてしまっていた。
私は『鉄チャン』ではあったけれど、基本は『列車に乗ってどこまで行こう?』ってのと、『鉄道のある風景』が好きな人間だったりする。
だからどんなに魅力的だと思う列車があっても単体じゃ魅力を感じない。
そういう意味では途中下車してこの風景を目に焼き付ける方が良かったのかも知れないな。

電車はやがて富山駅に到着した。
ほんとはこの『立山・黒部アルペンルート周遊券』ってのは、立山・黒部ルートからそのまま富山へ向かうタイプと、宇奈月温泉へと向かうオプション付 のタイプがあった。
本当は宇奈月温泉そのものには用事は無い(なにせここに泊まれば高くつく!)けれど、ここから先の『黒部峡谷鉄道』には興味はあった。
いわゆる『トロッコ列車』の走る鉄道である。
途中の黒部川沿いに天然の温泉が湧き出していて適当に入れるところもあるってのもいいなぁ〜って思ってた。
でも、残念ながら今回の切符はこのルートは入っていない。

てなわけでまずは富山に落ち着こう・・・
今回の旅は貧乏高校生ながら、色々と臨時収入があったので意外と懐は暖かい。
贅沢できるほどではないがちゃんとした宿にでも泊まろう!

そう思った私は富山の観光案内所へと向かっていったのだった・・・

[ 続く ]