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第3話 【小樽より富良野・美瑛へ…】
さて…小樽での翌朝。
泊まった宿での朝食はなんか普通の民家の居間みたいなところにての朝食だった。
結局、この宿は民宿と言ったほうがよかったのかも知れなかった。
これはこれで何だか普通の民家に遊びに来たような暖かさに触れた感じがして良かったとも思ったのだが。
宿を出て、二人はこれからどういう行動を取るかを話し合う。
とりあえずは一人で宿を探すより二人の方がいいだろうって話になって、これからどこまで行くかが問題になった。
列車の私だったらその日のうちにたいていの所までは楽勝で行けるけれど、バイクの友人はあんまり無理は出来ないだろうって事で富良野・美瑛のあたりにまずは行こうかって話で決まり。
もっとも彼は最初から函館〜小樽〜富良野・美瑛までは考えていたようだったが…
『じゃ!中富良野の駅で待ち合わせね〜』って事で小樽から再び列車とバイクの二人は富良野を目指す。
私はとりあえず札幌に出てから特急で旭川に向かい、そこから富良野線で中富良野へと…
どっちが速かったともなく昼近くには、お互いが中富良野の駅で顔を会わせていた。
そして昼飯がてらって感じで、有名な富田ファームへと向かう。
どーも彼はこの中で飲むことが出来るラベンダーカルピスを飲みたかったようだった。
てなわけで彼は迷わずラベンダーカルピスと手作りのサンドウィッチ。私はハーブティーと同じくサンドウィッチで昼食となった。
彼は念願だったらしくご満悦の様子であった。
私もちょっとだけ口にさせてもらったが、ラベンダーの香りのするカルピスだなって感想。(ごくごく当たり前な感想だけれど…)
それよっか自分の頼んだハーブティーの方が美味かったと思うけど…
さて…とりあえず腹もふくれたし、折角訪れた冨田ファーム。ちゃんと見て回りましょう〜
季節的にはラベンダーの季節はもう終わりつつあるようで遅咲きのラベンダーを見ることが出来たけれどそれより他の色々な花々の方が目立った感じだったな…
写真も撮った覚えがあったんだけれど、ネガが見当たらないので当HPでは残念ながら写真の掲載は出来ないけれど…(見たい方はそういう写真を載せたHPはくさるほどあるので適当に検索してみてください。きっと私が撮った写真より上手く撮れてる写真に出会えるでしょう…)
彼の念願も果たしたし、今度は二人が今晩泊まる宿を探さないといけない。
再び中富良野の駅へ戻り、二人で相談する。
パターンとしては富良野の駅の方に行くか美瑛に行って白金温泉あたりで探すかってとこだろう。
どうせだったらここまで来たのだったら美瑛の方にも行ってみたいって事で、白金温泉で探すことに決定。
そのまま中富良野から美瑛を目指すことにした。
ただ、列車はすぐには来ないこともあって美瑛にはバイクの方が先に着いてしまうので、彼に適当に目星をつけておいてもらう事にして、私は列車を駅で待ってから美瑛へと…
駅についた時には当然のことながら彼のバイクが駅前に止まっていたのだが、彼は見当たらない。
しばらくそのまま待ってみると、彼は情報を何処かで得てきたらしく駆け足で駅へとやってきた。
『どうしたん??』
『宿見つけてきた』
結構こいつ…行動が早いなぁ。
聞くと美瑛の駅から出ているバスに乗って、終点の白金温泉まで行けという。
そこにある国民宿舎だか簡保の宿だか…とにかく公共の宿で安いところが取れたらしい。
ってなわけで私はそのまま駅前で待っていた白金温泉行きのバスに乗り込む。
彼は先に宿へ直行しようとはせずに、私の乗ったバスの後ろをゆっくりと着いて行くようだ。
とことこ走るバスの後ろに彼のバイクがくっついてくる…
バスの外の風景はいつのまにか白樺の林の中へと変わって行った。
後ろの彼もゆっくりと風景を楽しみながら走っているようだ。
途中、林の中にぽつんと小さな家が見えた。周辺には家らしきものはなかったので何だったんだろう??
と思っていたが、後日あれは宿だったことが分かった。
後に私は『とほ宿』と呼ばれる男女別相部屋の宿(ユースホステル形式とも言う)によくお世話になったのだが、その宿もそういう宿の1つだった。
ただ、後日泊まりに行こうと思ったときにはその宿は移転→廃業となってしまったらしいが…
バスはやがて終点の白金温泉へと到着した。
なんかあんま温泉街っていう風情ではないところだったが。
でも、白樺林を抜けたら俗化した温泉街だったらがっかりだけれど…
とにかく今晩お世話になる宿へと向かった。
この宿はなかなか綺麗な感じの宿だった。公共の宿なので値段的にもリーズナブルだったし…
昼過ぎに富良野を出て美瑛経由でそのまま白金温泉のコースだと移動距離なんて知れたもので、まだ夕食までには時間がたっぷりあった。もっと美瑛のあたりでも見る時間はあったなと思ったけど、ここまで来ちゃったので仕方が無い。
バイクの彼は足があるから何処にでも行けるが、私はここから美瑛に戻るにしても大変だし…
まぁここは宿でゆっくりするとしましょう〜
部屋の場所をフロントで教えてもらって、部屋に荷物を置いた私達はやっぱりまずは温泉〜♪だった。
私にとっては初日は寝台列車で風呂はなし。昨晩の小樽の宿は風呂も普通のおうちって感じだったし、今晩はやっと広い風呂にゆっくりとつかれるのは嬉しかった。それもとりあえず温泉なんだし。
やっぱ広い風呂は気持ちが良い♪
ゆっくり風呂につかった後に夕食になった。
特にこれという感じの無い普通の旅館の食事って感じではあったけれど、ぺろりと平らげた後にまた温泉に入る…
う〜ん…極楽〜♪
さて…明日はどうするんだろう??
[ 続く・・・
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