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今さらに北へ・・・
〜青春18きっぷ各駅停車乗り継ぎの旅〜
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第3話
長い長〜い東北路
(1999.11.16up)
 
第4話
大相撲巡業ご一行様〜
(1999.11.18up)
 
 
 
第7話
神戸の学生に聞いた話
(1999.12.11up)
 
第8話
日本最北端の駅
(1999.12.13 up)
 
第9話
時代遅れの列車たち
(1999.12.15 up)
 
 
エピローグ・・・
家に着くまで
旅は終わらない

(1999.12.19 up)

第4話 【大相撲巡業ご一行様〜】

22時過ぎに青森に到着した私は、0時過ぎの青函連絡船まで時間が余ってしまった。
まあ、これといって青森でする事も無いので(一応未成年でしたから酒飲みに出かけるって事は出来ないから・・・)、一ノ関で購入した駅弁をほおばりながらボーっと時間を過ごしていた。
連絡船の待合室にはかなりの人が列を作って待っていた。
でも、その数を見る限り良い席は取れなくとも船に乗れない事は無いだろうと楽観視して、それほど明るくない待合室の照明を頼りに本なんかを読んで時間を潰していた・・・

そうしているうちに、そろそろ0時過ぎ発の連絡船の乗船時刻が迫ってきた。
ま!とりあえず並んでおくか・・・って事で列の後ろの方に並ぶ。
絶対楽勝な人数だから・・・なんて思っていたら、様子が変だ!
全然、列が先へと進まないのである。

そのうち、アナウンスが入った。

『本日は大相撲の巡業の団体のご一行様の予約が入っていますので、現在お待ちの船にはお乗りになれない可能性がございます』

それを聞いた私は愕然とした!嘘だろぉ〜

でも、本当だった・・・周りを見まわしてみると、視線の先に浴衣姿の相撲取りご一行様が悠々と歩いているではないかっ!!
何でこんな日に・・・こんな夜中の便に・・・
とか何とか言いながら千代の富士(現在の九重親方ですか・・・)なんかの姿を見つけてちょっと興奮しちゃったりしている自分ってミーハーの血がちっとは混じってる??
近くにいるお客さん達は、サインを貰ったり背中を叩いたりしてるし。
あぁ・・・もっと先に並んでおけばよかったなぁ。

そんな感じで、大相撲ご一行様は乗船してしまい喧騒は去っていった・・・
一般の私たちはその後から乗船である。
何かすごく混雑していそうだし、相撲取りと一緒じゃ定員通りでも辛そう。

てなわけで、臨時便が2時半頃に出るというのでそちらの方に乗船する事に決めたのだった。
案の定、臨時便は空いていた。でも所詮臨時は臨時。いつもは使わない船だから小さいは古いわ・・・
船の名前も忘れてしまった位だった・・・あれっていつ頃の船だったのだろう??

それにしても・・・大相撲の巡業は結構大変だとは聞いていたけれど、夜行の青函連絡船で北海道に巡業なんてめちゃくちゃ大変だと思う。
0時過ぎの船だと函館着は4時過ぎ・・・番付が上の人ってやっぱグリーン船室だったのかなぁ??
ま・・・今となっては分かりようも無い事だけど。

晩年の事とはいえ、青函連絡船が現役だった頃はこんな事もあったというエピソードとして私の記憶に残っているひとこまだった・・・


[
続く・・・ ]