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家出じゃないのよ旅なのよ・・・プロローグ
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第1話
家出じゃないのよ・・・
(1999.3.12up)
 
第2話
未成年なんですけど・・・
(1999.3.18up)
 
第3話
物乞いじゃないのよ・・・
(1999.3.23up)
 
第4話
初めての船旅・・・
(1999.3.27up)
 
第5話
函館の街・・・
(1999.4.2up)
 
第6話
いざ・・・家路へ??
(1999.4.12up)
第6話 【いざ・・・家路へ??】

さて・・・色々考えた挙げ句に、青函連絡船で再び本州に戻る事にした私は0時過ぎに船に乗り込んだ。
何故、また船に乗ったのか?? 実は単純な理由だったりするのである。
昨晩、家出同然に出てきた私は風呂には入ってなかった。そして今晩も入らないとなると・・・さすがに臭かろう・・・
それで、行きに連絡船を探索した時にシャワー室があったのを覚えていたので使えるな・・・と思った。
ただそれだけの事だったりする。

そうしてシャワーを浴びてすっきりして、青森まで4時間の仮眠タイム・・・
よくよく考えれば1泊を浮かしてシャワーを浴びるためだけに、今来た道を戻るなんて馬鹿げてる!
今思えば、風呂なら銭湯を探せばよかったのだし・・・それだけの時間はあったはず。どーせ、ぼけぼけ〜っと函館では過ごしてただけに過ぎないのだから。
まぁ、この経験はその後に生きてくる事にはなるのだけれど。
この事以来、夜行列車を使った車中泊の旅の時は銭湯の場所を聞くなり探すなりするようになったから・・・

何だか寝てるんだか起きてるんだか分からないうちに、船は青森に着いた。
『う〜ん・・・懐かしき本州の香り・・・』なんて思う訳はない!だって、昨日の昼頃までいたんだから・・・
これで1泊が浮いて身体もすっきりしたはいいけれど、それからどうするか・・・が問題。
もう家路へと付くのか??
でも、これじゃ旅行じゃないな・・・車中1泊に船中1泊。帰るにしても周遊券では特急には乗れないから、急行列車ということになる。でも、この頃は急行は夜行くらいしかないしね・・・それまでの時間も余るしねぇ・・・
どうしよう・・・どうしよう・・・考える・・・(実際はほんの数分だったが・・・)
『また函館に戻るか・・・』 (??)
をいをい!何のために船に乗って戻ったのやら・・・
これじゃほんとに1泊浮かしだよ・・・ 無駄が多いな。

でも、決めると行動は早いのが取り柄。っていうより、あんま考えて行動しないタイプなのだが・・・
そして、再び青函連絡船に乗船。あ!その前にメシっす・・・
またソバか?? いや・・・米のメシ食いたくなったなぁ・・・って事で、駅弁を買う事にしてみた。
その後も続く貧乏旅行では、立ち食いそばと駅弁にはお世話になったもんでした。
取りあえず安く腹におさめるにはそばですが・・・その感覚からいくと、駅弁は”贅沢品”なんですがね。
それで、一番安かった駅弁を買った。中身はなんだったろう?? 鶏飯とかその類だった様な気がするけど、さすがに覚えてはいない・・・

また船で函館行って・・・とんぼ返りでまた戻って・・・都合、津軽海峡を2往復(爆!)
無駄の局地である。ただただ・・・船からぼーっと海を見てただけで半日が過ぎていった。
青森に戻った時は昼過ぎだった。
その後はふと秋田に寄ってから帰ろうかと思って(私は秋田出身です)、叔父さんのところに連絡を入れて泊めてもらう事にした・・・
叔父さんには『よく来たなぁ』と歓迎されたが、その後、家出同然の旅だって事が知れて説教を食らったが・・・
結果的には秋田で2〜3日ゆっくりした後に、家路へとついたのでした・・・
思い付きで行動した今回の旅・・・ これが今後の私の生き方を左右したのかもしれない・・・
かなり大袈裟な言い方だけど、あながち嘘とも言えなかったりする・・・
さて・・・次は何処に行こうかなぁ〜


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