【ペルセウス座流星群の想い出・・・】

ペルセウス座流星群・・・

3大流星群の1つで真夏のど真ん中・・・大体8月の12、13日頃、お盆の頃にピークを迎えるという。
自分が分かってる知識の中でちょこっとだけ補足すると北東の空、カシオペア座の近傍にあるペルセウス座を中心とした所から放射状に流星が見られる。
それもかなり煩雑な頻度で1時間に30個程度から数十個流れ、その出方もかなり派手。
『流れ星が尾を引いて流れた!』って、文字通りを本当に目の当たりにすることが出来たりする。

一時期の自分はそのペルセウス流星群が見えるという季節に、毎年のように北の果てにある礼文島で過ごしていました。
別にそれが目的な訳でもなくって。というよりそれだけが目的だったら他のところでもよかった訳で・・・
まあ、なんとなく北へ向かっていたらその島にはまり込んでいた自分がいた。ただそれだけだったんですけどね。

この島はさすがに夜になるとほとんど灯りってものがなくって、本当に星が綺麗に見えたりしてて・・・
見てる自分もどれがどの星座かっていうのすら分からないほど。まあ、自分自身が実は星座に疎い部分も多分にあったとは思うが(爆)
で、そのペルセウス流星群そのものっていうのは、実はわたし・・・何年か続けてその絶好のロケーションの中にいたにもかかわらず、あまりじっくりと見たって記憶がほとんどなかったりします。

なぜって??
まあ、たまたまその時期にあまり天候に恵まれなくって雲に隠れていた・・・ってことも無かった訳じゃない。
でも、実はその記憶もほとんど無い。
実際、その時期(8/10頃から8/15あたりといったところか?)は大体天候には恵まれていた記憶は強かったし。

実を言うと・・・
大体その時期って、礼文島にあるそのとある宿のツアーっていうか、まあ個人的な有志で希望があれば始まってしまうという『24時間コース』って丸1日をかけて島を一周して歩こうっていうツアー(?!)に出かけていることが多かったから。

まあ、その『24時間コース』ってのは、今は別の場所に宿が移転してしまったので詳細は分からないんですが、その宿が船泊ってとこにあった時代には夜の9時頃に出発して島の東海岸を夜通し歩いて、ぐるっと島を一周して夜に元の場所に帰ってくるって代物。実は気がついたらこのツアー何度となく歩いていた自分がいて、何故かこの時期には毎年のように夜通し歩いている自分がいました。
そんな感じなので、流星群そのものは宿で早々に眠ってしまう人達よりは出会う頻度は高くはあるんですけど、なにせ歩いてる途上。

『あっ!流れ星っ!!』

なんて気はつくが、夜中の行脚の途中。夜空の状況よりも自分の足元の状況のほうが気になるわけで・・・
だって、この島の東海岸は舗装こそされてはいるけれど複雑な海岸線に沿って道路が作られてるもんだから、夜空に夢中になってると気がついたら自分は海の中に・・・なんてことが冗談で済まされなかったりしたし。

それに歩きながら夜空を見上げてると、最初のうちは確かにいいんだけれどそのうち見上げてる自分の首が痛くなってくる。
実際、宿から島のメインターミナルの香深港を抜けて島の最南端の知床というところまで歩くと夜明けを迎えるんだけれど、それまで20数Kmは歩かないといけないっていう現実があったりもするわけで。
やっぱ自分の足元が一番大事だから、実は一番の見頃といわれる夜明け前の時間帯あたりになると、自分の頭上に広がってる流星群のことなんて気にしていられないのが実情だったりします。

まあ、自分が好きで歩いているわけだし・・・
じゃなかったら都合7度このコースに挑んではいなかったと思うし(ある種、変な奴ですよな・・・自分でもそう思います)

でも・・・でも・・・
いつもこのコースを歩きながら夜空を見上げて流星群を目の当たりにするたびに思っていたことが。

((・・・なんでいつもこの時期俺は歩いてるんだ??たまには寝転びながらこの流星群見たいとか思わないのか??それも出来ることなら誰かと・・・あぅあぅ・・・))

う〜ん・・・実際にはそのシチュエーションに至るチャンスって毎年無かったわけでもないんですけど・・・
でも、気がつくとその時期には誰かがこのコースを歩きたいって言い出したりして、気がつくとそれに賛同する人も集まってきたりして・・・
そのうち自分は『24時間コースツアーコンダクター』(?!)なんていう異名を貰ってしまったりしてしまって、宿のオーナーに

『おまえ・・・行ってくれるか??』

その一言になんとなく断れなくなっていた自分がいた。
まあ、あれはあれでそんな気軽なツアーじゃないっていうのは歩いてきた自分自身が分かってるし、なんとなく・・・なんとなくだけど『24時間コース完歩請負人』みたいな気持ちになってきて。
別に自分が一緒じゃなくったって、みんな歩ききれるとは思うんだけれど。奇妙な責任感・・・だよね。ある意味勘違いしていた自分もいたような気もするんだけれど・・・(爆)

そんな感じで流星群は自分の中では近いのに遠いような・・・そんな存在になっていたように思えた。
それから何年かの年月を経て、とある出会いをするまでは。

そのお話についてはまた機会がありましたら・・・ということで。


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