|
【欠航決行こりゃ結構…(爆)】
題名からしてオヤジギャグで申し訳ない!(苦笑)
北海道の最北の地、稚内の沖合いに浮かぶ礼文島。
この島へのアクセスは小さな小さな飛行機でのアクセスもあることはあるが、基本はフェリー。大多数の人はこの船で島を訪れる。
このフェリー…今就航中のニュー宗谷以後の新造船たちはともかくとして、それ以前の船では天気がちょっとでも崩れると結構揺れたりしたものでした。
稚内を出て、宗谷岬−ノシャップ岬の中の湾内はいいのだけどそこを出て外海に出たらそれは顕著に出てくるもので…
船の中で横になっていても窓の外に目をやれば、海がうねっているのが見えちゃったり。
まあ、そこまでいかなくても現行のフェリーになった今でも船に弱い人にはきついと思うのかも。
ただ船が大揺れしても運航していればいいのだが、もっと悪天候になると欠航となります。
こういう事例は6〜8月のシーズンだとそうそうないのだが、9月以降になると礼文島は天気が滅茶苦茶いい秋晴れの日と大雨が降る日が交互にやってくることが多くなる。
これはやはり、台風が日本に上陸することが多くなることも要因の一つなのかも知れない。
台風がそれが北海道に到達したときには、大体温帯低気圧とかになってるもののオホーツク海なんかに停滞しちゃったりするし、元々梅雨がないと言われる北海道でも秋雨前線はやってくる。
この2者が結託して道内に居座った日には、稚内の沖合に浮かんでる礼文島なんてちっぽけな島なんて、もろこの気候の影響を受けてまぁよく雨が降ること降ること!
そして海はもう大荒れになってしまうので船は欠航に至る…
これが島を出る(俗に『島抜け』とも呼ばれたりもするけど)予定の日に船が欠航した日にゃ大変!
『予定なんて未定なのさ〜おいらの人生気の向くまま風の吹くままなのさ〜Oh!Yeah♪(爆)』なんて人ならいざ知らず、普通の会社員が休暇で来ていて旅の行程がこの島で最後の人だと家路へつくのが遅れてしまうことになるわけで…
東京近郊在住とかで羽田〜稚内の飛行機なら、朝1番のフェリーで島抜けすればその日のうちに家に着けるのにその便が欠航になると家にたどり着けるのがもう翌日になってしまう。
だから、天気の動向をTVなどで見ながら前日の夜にはどうしたものか…と思案に暮れている人たちの姿があったりする。
ただ、欠航するかどうかなんていうのは当日になってみないと分からないもんで。
翌朝…
早々に起きてフェリーの会社に連絡を入れて情報収集をする宿の人たち…
やっぱり早々に起きて船が出るかどうかやきもきするお客さんたち・・・
結局、朝1番の便は欠航と決まって肩を落とすみんな。
万が一とか思って香深港まで行ってみても、やっぱ出ないものは出ない。
むしろ、港に高波が襲ってきてる姿を見て絶望感に打ちひしがれるだけ…
この礼文島の香深港…
外海に面していて、単に防波堤で囲ってるだけなんで海が時化てるときはとんでもない高波の嵐なんです。
だから、稚内は良くてもこの港に接岸できないってことがよくあるんです。
どうしよう…と顔も真っ青に次善策を考える。
もしかしたら、午前中に出る礼文空港の飛行機は飛ぶかもしれない!
そんな望みを抱きつつ空港に電話まで入れる…
でも、船が出ないような雨風の天気じゃ19人乗りの小さな飛行機なんて飛ぶわけも無く、空港の職員から『本日は欠航です…』と言い放されてガックリ。
こうなってくるとどうしようもない…
今日中に家に着いている予定で、翌日から出社のつもりだった人たちは次々と職場に電話を入れ、旅先で船が出ないので翌日会社に出られない旨をしどろもどろになりながら説明しはじめる。
こんな人たちの姿を自分は横目に見ていて大変だなぁ…と思いながら、自分もその一人だったことを思い出して自分も職場に電話をする。
『すみません…実は今旅行先で北海道の礼文島にいるんですが、こっちがすごく悪天候で…船が出ないんですよ〜今日一杯欠航らしくて…申し訳ありません…今日出られないと明日の出社間に合わないんです…ほんとに申し訳ありません…明日、休暇でよろしいでしょうか??』
口調はすごく重大なご迷惑をおかけしましたって感じで極めて申し訳なさそうに…
でも、顔は笑顔だったり…(爆)
まあ、職種によるものも大きいかもしれないけど別に1日遅れたって大勢に影響があるわけなし。
自分の場合は設計の仕事だったので、納期が切羽詰っていない限り(そうだったらそもそも休暇は取らないが)帰ってきてから残業が増えるだけに過ぎないだけと思ってるからたいした事だと思っちゃいないわけで。
この島に長居してるとなかなか後ろ髪引かれる思いも強くなるとこあって、もう一日滞在が増えたことを実は喜んでいたりする自分がいる。
ただ…個人の旅行者ならそれで話は終るんだろうが、ツアーでこの島に来ている場合は大変だろうな。
その後の行程の調整に旅行会社はおおわらわでしょう…帰りの飛行機とかの確保とかだって大変だろうし。
あ、個人でも問題あった!!帰りの飛行機・列車の予約!!
飛行機はオープンチケットなら航空会社に電話一本でキャンセル&別便予約で完了。
オープンチケットじゃないときは…ちょっと大変かも。
で、列車がまた大変。
例えば、当日に稚内から札幌に行って寝台列車で帰るときは寝台券はアウト!そうじゃなけりゃ稚内に着いた時点で切符の変更に奔走しないといけない。
でも、その辺がクリアできちゃえば心配することもなくなる。
さて!のんびりしよう〜(笑)
ていうか、のんびり過ごすしか出来ないんだけどね。船が出ないってことは天気が悪いんだから外は出歩けないんだもん!!
そんなこんなで、実はこの島(離島は全てそうだけど)を訪れるときには帰りのことをちゃんと考えないといけないようで。
ただ、本来は帰るまでの日程に余裕を持たせればなんてことのないお話。ていうか、ほんとの社会人はそういう事が予測される時は次善策を既に練るんでしょうね(苦笑)
でも、居心地のよさについつい長居してギリギリまで滞在してしまう人も中にはいて先ほどのようなちょっとした騒動が起きちゃうことが結構見受けられました。
そんな旅先のハプニングも気楽に楽しめるようにするには…
やっぱ帰りのことを考えない『片道切符』の旅しかないんでしょうかねぇ〜(爆)
[ 戻る ]
|