■豪雪の中のシュプール号

 
  前篇
なんてことない往路。
(2001.5.11up)
  後篇
問題なのは復路だった。
(2001.5.12up)
【豪雪の中のシュプール号(前篇)】

私は冬になるとスキーへ出かけるのだが、その地としてよく白馬の方を選んでいた時期がありました。
地元の友人と行くならばもっぱら上越方面なのだが・・・車だとそっちの方がアクセスはいいです。横浜方面から白馬の方へ行くのは結構大変だし・・・

それで、何で行っていたか?理由はその頃はよく行っていた宿のお客さん同士で集まれる『クラブハウス』なるものがそこにあったから・・・
休暇の都合が合わなくて一人で行かなければならなくてもそこへ行けば誰かしらいるだろう・・・ってのが一番の理由だったかも知れない。
板とかも事前に送ってしまえば仕事帰りに電車で行っちゃうことも出来たりしたので便利ではあったし。
あの長野オリンピックのときもそこを拠点として観覧しに行っていました・・・(ジャンプ団体の金メダルのときも実は現地で見ていた一人だった)

まあ、白馬と言っても範囲は広い。そのクラブハウスがある場所から一番近いゲレンデは白馬乗鞍・コルチナ国際スキー場。
電車で行くならば大糸線の南小谷って駅が最寄の駅になる。
てなわけで、私は仕事帰りに夕方6:00発の南小谷行きの『あずさ』でふらっと訪れたりしていたのでした。
ただ、6時発の『あずさ』はフレックスタイムの職場や都内勤務だった頃は都合がよかったのだが、やっぱ仕事の関係上定時で帰れないときもあったりしたので、そのときは急行『アルプス』での白馬行きとなるのだけれど。

そんなある日、 趣向を変えてシュプール号で行ってみようかと思い立った。
白馬行きのシュプール号は横浜発の列車もあるらしい。
だいたい横浜発は23:00前あたり。仕事を適当に片付けても充分間に合う時間帯・・・
ただ、普通車はすでにこのとき満席でグリーン車しか残っていないと言う。
まあ、贅沢だがグリーンにするか・・・もっとも差額は1600円。グリーンにしても7900円ではあるので、横浜〜南小谷の運賃が5000円程度なのを考えてもお得と言えばお得。
ちなみに『あずさ』でも特急料金は2800円程度(指定席)だからあんま変わんない。
もっとも・・・『あずさ』に乗る時はもっぱら『あずさ回数券』で行くのだけれど・・・(こちらは4枚つづりで1枚あたりはおよそ運賃分程度になるのでかなりお得)

さて、当日横浜駅へ・・・
自分の乗る『シュプール白馬』は横須賀線のホームから発車する。
当時はこの時間帯は隣の東海道線のホームに山形方面の『シュプール蔵王』が発車を待っていたりしていた。(そういう記憶がある・・・現在は品川発らしい。ただ記憶違いの可能性もあり)
なーんか・・・いつも自分が利用しているホームにこういう列車がいるのって、普段の通勤時には邪魔なだけ!(爆)
あたしゃ、成田エクスプレスも邪魔なんですが・・・こいつのおかげで普通列車が1本分待たされる(笑)
でも、こういうときはちょっと優越感に浸れたりする自分って・・・単なるわがままなんだろうな。

てなわけで列車も来たしってことで乗り込んでみる。
確かに普通車は満杯らしく、グループで板とか持ち込んだりしてなんか窮屈そう・・・
で、自分の乗るグリーン車はっていうと、やっぱ別世界だった。
自分も含めて『この人たちスキーへいくんかいっ!』って感じですもん。
そして、この車両は今では当たり前になっちゃった『ハイグレード車』で、グリーンは2座と1座が並ぶ配置。
私は一人でしたのでうまい具合に1座の方が取れたので落ち着いていける気分。
自由席だと『袖すりあうも何かの縁?』って感じの気分にもなれるのだけれど、指定席だとJR側の都合で相席にされたって気分になってしまうときがあるのです。
隣の相手選べませんから・・・何て言ってしまう自分はやっぱわがまま?? でも、傍若無人な方っていたりするんですよねぇ。そういう人に当たると折角の気分台無しなんで(笑)

さて、列車は走り出した。
途中、品川から新宿までは貨物線を走るらしい・・・なんか沿線の風景が違う。もっとも・・・都心を走る割に外が真っ暗だなって事なんだけれど(笑)
それにしてもこの列車遅いです!!
季節列車で急行扱いですから仕方ないんだけれどねぇ。
まあ、せっかくの1座のグリーン座席ですから悠々と行かせてもらいましょう。
でもやっぱ遅いな・・・すごくあちこちで停車しまくっているなぁ・・・って思っているうちに快適なリクライニングシートの中で私は熟睡していたようだった。

翌朝、7時半頃に南小谷へ到着。
さて・・・すべるかっ!!
でも、私は生来ガンガン滑るタイプではない・・・(このページでも紹介している通りでございます

しかも、このときはめちゃくちゃ雪が降りまくってブリザード状態・・・
こりゃ、スキーどころじゃない状態だわ。夜になっても風はおさまったが雪はどんどん降り積もるばかり・・・
この先どうなる?ていうかこの家つぶれちまわないだろうか?(笑)
色々と不安が広がっていく私であった。

申し訳ない!!これじゃただの『シュプール号乗車記』だ!
問題は後篇なのです・・・ てなわけで後篇へ続く。

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