【こまちちゃんなんて・・・嫌いだ!(爆)】

こんな題名つけてますけど・・・
別に秋田新幹線『こまち』をこき下ろそうというお話ではありませんのでその点ご了承ください。

私は秋田県の出身ですので、秋田へ帰る用事があるときには何かとこの列車のお世話になることは多いのですが、どうしても乗り心地などは好きになれない部分があって・・・
なんか室内は開放感が無くて、まあ東北新幹線『やまびこ』等とは車両のサイズそのものも違うので仕方ない部分はあるのだけれど在来線特急などと比べてもなんだか・・・これは室内デザインの問題なんだろうと思います。センスは悪くないんですがねぇ〜

それとよく遅延すること!こいつが最大の原因かもしれない。
デビュー当初から、やまびこと連結して走るはずだったのに連結できずに単独で東北新幹線内を走っちゃった事件とかあったりして・・・
それでも我が故郷へのアクセスを便利にはしてくれたという敬愛を込めて、私はやつのことを自分で勝手に『こまちちゃん』と呼んでいたりします。
(ほんとの本音を言うと『こまち』そのものは便利だけど、『アクセス手段のチョイス』に関しては運行開始後は幅が狭まったと思っているけどね)

で、本文に入りましょう。

ある日、私は色々と用事があって新潟のほうへ行っていました。
行きは仕事帰りにそのまま新宿から出ている『ムーンライトえちご』にて出発。
用事が終って帰りは上越新幹線です。
21時前後新潟発でしたから、東京へは23時過ぎには到着してそのまま家路へは横須賀線の終電には充分間に合うというもくろみでした。

週末日曜の割にはこの時間帯のせいか車内は空いていて『快適な新幹線の旅』のはずだったのに、越後湯沢を過ぎたあたりから列車がスローダウン していった・・・

『あれあれ??なんだ??』

列車はその後、高崎駅でも長い停車をしている。
そこで車内アナウンスが・・・

『この先、大宮−上野間で『やまびこ・こまち号』が車両故障のため停車しておりますので、もう少しお待ちください』

おいおい!こまちちゃんったら・・・俺が乗ってないときでも俺のことを困らせてくれちゃうわけね!!
(もっともこまちが原因なわけと決まったわけでもないのだけれど・・・)


その後、列車は走り出したが本来停車しないはずの熊谷駅でも臨時停車をしてしまった。
またも車内アナウンス。

『この先を走っていました『やまびこ・こまち号』の故障の復旧のめどはたっておりません。申し訳ございませんがもう少しお待ちください』

う〜む・・・どうしよう??
すると、この駅のホームの向かい側にも列車が止まっていた。
長野からの新幹線『あさま』である。

私はその姿を見て直感的に思った・・・
(・・・この列車のほうが先着してるんだから運行再開時には先に発車するんではないか??・・・)

そう思ったとたんに私は座席を立ち、『あさま』に向かった。
この時の特急券の乗り継ぎってのには色々と問題がある。
『買った区間内なら自由席なら乗り継ぎは自由である』という解釈と『基本的に特急券というのは例外を除いて“1つの列車”に限り有効である』という解釈に分かれるようだ。
実際のところどちらが本当なのかは分かりません・・・わたし。
車内改札に来た乗務員さんとかの解釈で対応が違うこともあるんで。先ほどの後者の解釈で改めて特急券を清算したという知人もいたらしいが、わたしの場合はそのまま乗ってしまっても大丈夫って事例ばかりだった。

で、乗り込んだ『あさま』は私を乗せた直後に発車した。
私の考えは正解だったようだ。
ただし・・・乗り込んだ車両を見たら指定席だった!
あ!まずいかも・・・とは思ったが、緊急事態だし車内改札で言われたら席を立つか指定席料金を払えばいいやと思って、座ってしまった席で落ち着くことにする。

これでとりあえずはなんとかなったのかな??
とか思っていたら、またもアナウンス・・・

『この列車は先ほどの『やまびこ・こまち』が大宮−上野間での車両故障の復旧の目処がたちませんため、大宮止まりとさせて頂きます。』

はぁ〜??まじかいっ!!
熊谷を出て10数分先の大宮駅で無理やり列車を降ろされるとは・・・

列車は駅に到着。私はそのまま駆け足で在来線のホームへと。
高崎線と京浜東北線。どっちだ??
お!高崎線の方が先に来るぞ!
乗っちゃえ!!
でもこいつ上野までやん!
まあよい!まずは先を急がねばっ!
そして上野からとりあえず東京へ・・・
新幹線の改札で駅員に事情を話して特急券の払い戻しをしてもらった。

で、それからが本当の問題。
実はこの時点で東京発の横須賀線の終電は既に出てしまった後だったのだ。
駅員にその旨を話す。
すると、『とりあえずお客様の一番最寄になる駅まで行ってみてください。そこで対応させていただきますので・・・』
それってどゆこと??
まあ、まだ京浜東北線は走っている。横浜までは行けそうだから乗ってしまうことにしよう。

京浜東北線で横浜駅まで到着した。
時間的にはこの時点ではタクシーで帰るか、駅近辺で夜を過ごすかの二者選択である。
昔、よく飲んだくれて終電を逃してしまった頃の経験では横浜よりその先の桜木町のほうがタクシーはつかまり易いのだが、先ほど東京駅で聞いた『そこで対応・・・』って言葉を思い出し、何か訴えるなら横浜駅のほうがよかろうと思い横浜駅で下車。
改札口で新幹線の事故で終電を逃した旨を伝えると、駅員事務室へ行って下さいといわれた。
それで、駅員事務室へ・・・

駅員事務室でまた同じ事を言う。すると、タクシー券を手配してくれると言ってくれた。
お!そうなんだ・・・やるじゃん!JR♪
でも、出来れば相乗りでお願いしたいので人が集まるまで待ってくださいとのこと。
なんじゃそりゃ!!ケチっ!(爆)

てな訳で駅員がその旨言ってくるまでしばらく待つことにする。
私はその場その場での直感が当たったのか、この事故の被害者としては一番乗りでここまで来てしまったようだ。
きっと他の人たちって・・・東京駅とかもしかしたら大宮あたりでも駅員に食って掛かってしまってるんだろうな。文句並べても時間だけが過ぎるだけなのに・・・言いたい気持ちはわかるけどさ。

しばらくすると駅員事務室にぼちぼちと人が集まってきた。
やっときたか・・・
でも、お互い被害者ですから・・・『今回は大変でしたねぇ〜』なんて会話を交わす。
やがて、相乗りのメンバーが揃ったようだ。
私と年配の男性、そして若い女性が2人という面子だった。
年配の男性が駅員からタクシー券を貰って、4人はタクシー乗り場へ。
相乗りするくらいだから同じ方向なんだよなぁ??と思ってそれぞれの行き先を聞いてみる。
すると、みんな横浜南部方面から鎌倉の方らしい。
この中では私が一番近いようだ。

私たちがタクシーに乗り込める順番がやってきた。
外はすごい雨である。殴りつけるような雨・・・こんな降ってるなんて事故の混乱で気がつかなかった。
こりゃタクシーが正解です♪
車内ではお互い大変でしたね・・・しかもこんな雨だしね。なんて会話を交わしながら私の家の近傍へ車が着いた。

『それじゃ・・・おつかれさまでした』

そう残して私は車を降りる。ていうか・・・この言葉しかないわな。ほんと疲れたもん!!

てなわけで、『こまちちゃん』は何かと私を困らせてくれる『こまったちゃん』である。
でも、あのフォルムは好き♪
新緑の中を走る姿はかっこいいよ。キミは・・・
結局・・・キミは外から見るのが一番なのかもしれないね。

ちなみに、列車遅延もしくは運行中止の時の事後処理は今回のような必ずしもこういう対応があるわけではないようです。
後日、機会があったら別のケースをご紹介できたらって思います。


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